つまようじブリッジコンテスト

丸くて短いつまようじ、白樺材から作られ歯間の食べカスをとるだけの役割を果たしたら、使い捨てにされるつまようじ。このつまようじに、技術とアイディアの息吹を吹きかけ、自重100グラム以内のブリッジを作り、その強さを競います。

つまようじで100グラム以内ってそれほど本数多くないよなあ?しかもその中にはボンドの重さも含まれるわけでしょ?思っている以上に条件厳しそうだなあ。やったこと無いから「厳しい」とはいってもソレがどんな程度に厳しい条件なのかは実感できないけれど楽じゃないよなあ、きっと。そんな厳しい条件の中、前回のコンテスト結果を見ると、その100グラムの橋で100キロ以上の重さに耐えるものができるっていうんだから驚きですよ。

でも、がんばってみんなで作った橋がコンテストでたとえ優勝したとしても記録に挑戦する為に最後には重りの重さで壊されちゃうのはなんとも儚いねえ。。

がんばった結晶が壊れてゴミになってしまったとしても、一生懸命作った本人達の心の中にはいつまでも、がんばったという思い出を支えつづける橋が残っているもんなのかもしれませんな。。

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サイトには橋の構造に関する専門的な情報もいろいろ書かれており、ここで橋の構造、強度特性なんかについて勉強してからコンテスト参加つまようじ橋を見てみると、また、マニアックな視点から楽しめるんじゃないかと思います。「この橋は壊れるまでビクともしない橋だ。」とか、「この橋は最初からいきなりたわむけど、たわんでからの粘りがすごい。」とか。

【儚い記録への挑戦=青春関連】

コメント (2)
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「つまようじブリッジコンテスト」の管理人です。丁寧な紹介をありがとうございます。
なにげなくはじめたのですが、なぜかはまってしまうのですね。
「壊れる」というところにある種の興奮・快感があるのでは、と最近思っています。一生懸命作ったものであればあるほど・・・。
壊れた後の儚さとすがすがしさ。そんな私たちの想いに通じるようなコメントに、ちょっと嬉しくなりました。
興奮が冷めた後は、ビデオに収めた破壊事例の分析をしこしことしています。

SUBAL 2003/09/22 #336
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>SUBALさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
「壊れることへのフェティシズム」なんですかねえー。つまようじ橋の本質は、意外にもものすごい精神の深いところに繋がってる魅力を持ってるのかもしれませんねえ。
また、その壊れるという興奮の後には冷静な分析を行うというのも、つまようじ橋に対する愛情の1つなんじゃないかと思いました。

オオカワ 2003/09/23 #337