タイに行った。サムイ島(3)

タイに行ってきました。今回は前半にサムイ島で海遊びして、後半にバンコクで街遊びしてこようというコース。あと、アユタヤも行ったこと無かったのでアユタヤへも行ってみることに。このエントリーはサムイ島のお話のその3。(→ 初日はこちら)

今日はサムイ島のビーチ巡り。ノンビリとホテルのレストランで朝食。エッグコーナーで作ってもらったきのこオムレツ(普通のきのこオムレツ)がえらくウマイので調子に乗ってお代わりとかしてると、また昨日に引き続き雨がパラパラと降りだしてきた。ツイてねー。

雨の中出かける気にもならず、部屋に戻ってTVとかみる。北斗と南でおなじみの「ウルトラマンA」がやってた。もちろんタイ語吹き替え。タイじゃやっぱ今でもウルトラマンは人気あるんだろうな。ウルトラマン博物館作るとかいってるし。

ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団 - Wikipedia
仏像泥棒に殺害されたコチャン少年がウルトラの母の手によってハヌマーンとして甦り、ゾフィーからウルトラマンタロウまでのウルトラ兄弟とともにタイ王国に出現した怪獣軍団と戦う。
小鳥ピヨピヨ(a cheeping little bird): 衝撃的、タイ版ウルトラマン
「映画館で初めて見たウルトラシリーズがこれでした」
ちょwwおまwwwこれはまずいだろwwww
――――― ここからウルトラマンの言い訳 ―――――
チャイヨー・プロダクション - Wikipedia
ウルトラマン博物館 タイのアユタヤに郊外に、約10億バーツ(約29億円)をかけて建築する。2006年6月着工、2009年頃オープン予定。
日本で生まれたスーパーヒーロー☆ウルトラマン☆がタイの契約書に負けた?!
これにより、ウルトラマン初期作品である「初代ウルトラマン」から「ウルトラマンタロウ」までの5代に渡る作品の、日本国外での商品化権や放映権などを円谷プロは失うことになりました。

10時過ぎには雨も弱くなったので用意して出かける。滞在してるホテルの目の前もチャウエンビーチっていうビーチなんだけど、岬を挟んで南側にあるラマイビーチ(ハンチングマップ: ラマイビーチ)までタクシーで行ってみる。

天気も思わしくなかったせいかビーチには全然人がいない。雰囲気はとにかく「田舎っぽいのんびり」的な感じ。道路沿いのお店もチャウエンほど気合入ってる感じしないし。

チャウエンビーチはホテルが並び、ホテルから直接ビーチに出られるようなとこが多いんだけど、ラマイのビーチは小さいバンガローが並んでいてかなり格安の値段で泊まれるみたい。バンガローのテラスでチェアに座りながらお茶してる外人は何組か見かけた。ラマイ滞在は格安バンガローに長期滞在って感じが多そうだなあ。

ラマイビーチの砂は粒が大きくって、チャウエンビーチの粒が細かいサラサラの砂とは違うのが印象的だった。なんか静かなラマイビーチなんで海キレイかと思いきや、水はチャウエンのほうがキレイな気がしたなあ。ラマイビーチは海岸に流れ込む小さい川とかもあるんでそのせいで水がちょっと汚れてるのかも。

そんな感じなんでラマイビーチはすぐに飽きちゃって移動することに。今回、サムイ来るんで軽く観光チェックしたんだけど1つ、観光ポイントで気になってたビッグブッダに行ってみることにする。

サムイ島北東部にあるビックブッダ。結構キレイな仏像があるみたいなんで期待してたんだけど、コレ、予想以上に見応えあってよかったなあ。ビックブッダそのものも大きくてキレイでよかったんだけど、その周りのおみやげもの屋や寺院内の他の仏像とか見てるのも楽しかった。

寺院内に運勢占いマシーンみたいのあったんだけど、なんかスロットゲームみたいになっててスロットゲームで当たりが出ると大吉が出たりするんだろうか?とか気になったけどやらず。つか、大吉ってなんて出るんだろう。英語だと「Super Lucky」って出るんかなあ。なんかありがたみ薄れるなあ。

ビックブッダの南側はビックブッダビーチって砂浜になってるんだけど、この辺は最近開発されてるみたいでおしゃれなバーとか出来てたなあ。あと、鉄くずを寄せ集めたオブジェみたいなものを売ってるお店がいっぱいあったなあ。神立にあるゴジラのオブジェみたいなヤツ。あれのダースベイダーとかプレデターとかあった。最近タイじゃああいうオブジェ屋流行ってるのか?欧米人観光客向け?そのほかの食堂とかくだもの屋さんとかは田舎くさい感じでいい雰囲気。

満月の夜にはパンガン島のビーチで大規模なビーチパーティー、「フルムーンパーティー」っていうのが開催されるんだけど、それに向かうスピードボートはこのビーチからその夜限定で夜通し出港してるみたいでそのタイムテーブルとかいたるところにあったなあ。

フルムーンパーティーは最近じゃ完全に観光イベント化してて警察警備もやたらすごいし、ネコも杓子も家族連れも足運ぶらしいんで一時期よりはオモシロさが薄れてると聞くけど、それでもまあ1回くらいは行ってみたいなーとは思うねえ。このタイの開放感にビーチパーティーの高揚感がプラスされたら考えただけでもテンションあがりますな。タイのビーチでカラダ揺らしながら朝日見たら、と考えただけでヨダレが。

ビックブッダからソンテウを拾って「チャウエンまで」といって乗ったら、チョンモンビーチ(ハンチングマップ: チョンモンビーチ)経由で走った。島の北東端も来たかったのでちょうど良かった。ビーチとはいっても岩場が目立つような感じだったかなあ。今回はトゥクトゥクも乗ってなかったし、風を感じながら島内を走るのは気持ちよかったなあ。

チャウエンに着いたらオナカ空いたので俺のお気に入りのニンジャレストランに。チキンのヌードルを頼んで、これまた今回お気に入り調味料になったプリック・ナム・ソムを入れてお好みの味ですする。食べ終わってからチャウエンビーチでゴロゴロ。

チャウエンビーチでは外人がジョギングしてる姿が目立ったなあ。外人はとにかく、南の島旅行してるときでもエクササイズ欠かせないからなあ。ホテルにスポーツジムフロアがあるところも少なく無いし。

それからサムイ島のビーチいくつか行ってみて思ったんだけど、サムイ島のビーチってビーチボーイが全然いなくて静かかも。いや、物売りとかは多少いることはいるけど目を合わせなければ声かけてこないくらい。マリンスポーツも営業活動全然しないし。チャウエンビーチ自体がほとんど、ビーチ沿いのホテルのプライベートビーチっぽくなってるもんだからチェアは基本フリーだし、マッサージなんかもホテルが営業してるビーチエリアでやってるもんだから、他の営業が入り込めないのかもね。静かなビーチが好きな人にはサムイ島のビーチはおすすめかも。

この日の朝、朝食とってると、ホテルのおねえさんに「今夜このレストランでショーがあるんでよかったらどうですか?」って声かけられた。話聞くとライブステージにタイ舞踊、ムエタイショーなんかが見られるらしい。そういえばホテルのディナーチケットが余ってることに気が付いてそのチケットを使えるかどうかを聞いたら確認しに戻り、そのおねえさんがマネージャーに掛け合ってくれたらしく、「使えますよ。ゼヒいらしてください。」ということになったのでこの日のディナーはホテルのレストランでショーを見ながらとることに。

ショーはライブステージからはじまった。最初、1、2曲歌い終わってから歌い手のおねえさんが各テーブルに「どちらからですかー?」と聞いて回ってたんだけど、圧倒的にオーストラリアからの観光客が多かったなあ。日本人、アジア人は全然いなかった。ライブはもうどうにも世界的に有名なあの曲やこの曲で、特に年配の人が多いせいもあってかちょっち古めの曲とか多かったかなあ。俺にはマイケルジャクソンくらいしかわかんなかったけど。でも、曲は聴いたことある曲ばっか。

ライブが終わるとタイ舞踊がはじまった。タイ舞踊のおねえさんで印象的なのはやっぱあの手の不思議な動きとなんつーの、あの指の逆側に反って曲がった感じが「あータイの踊りっすねー」ってポイントかな。おねえさんチームの踊りと、タイのチビッコチームの踊りを交互にやる感じだったんだけど、タイのチビッコもかわいいし、おねえさんキレイだし、はじめてタイ舞踊なんてきちんと見たけどおもしろかったなあ。

最後にムエタイショーっつーことで、ステージで簡単なムエタイのスパーリングっぽいことをタイの若いおにいちゃんがやってたんだけど、ショーのくせに結構迫力あってびっくりした。目の前に座ってたオーストラリアンな外人さんとかなんかタイ舞踊の時は大人しかったのにムエタイのワイクー(試合前の踊り)がはじまり、おなじみのケーンやシチリキの音が聞こえてくると急にテンション上がってきたみたいでやたら盛り上がってたのがおもしろかったなあ。

あくまでもレストランのディナータイムにある簡単なタイ舞踊とムエタイショーだったけど、思いがけずに見ることが出来たこともあって楽しませてもらったわー。タイに来てどっちもさほどそれ目的で「観にいこう!」と思わなかったものだったけど、バンコクの立派なスタジアムで見るムエタイはさらにすげー迫力なんじゃねーのかとちょっと興味出たかもー。